The end of the story 【ツイステ】
第10章 Research and アクシデント
骨をも喰らうというハイエナたちが
黄金の毛並みを持つライオンの子どもをニヤニヤと見つめているところを私はただ見つめているだけだ。
乾燥した大地には大きな象の骨があるのが遠目に見えた。
だんだんとこの夢と現実がリンクしてきていることに私は気づき始めてはいた。このハイエナたちに囲まれたライオンの子ども。
これが一体何を指しているのか、よく分からないけど。
何か良くないことが直面しようとしている。
それだけはなんとなくわかった。
そして、この世界はまだ私を離してはくれないことを。