The end of the story 【ツイステ】
第8章 Quiet story of one chapter
この後、寮に戻るというクラスメイトと一緒に鏡舎まで向かうことになる。学園での生活のことなど他愛もない話をするのはなんだか楽しい。
いつもはエースやデュースとよく喋ってるけど、クラスメイトととの交流も悪くはないね。助けなんてこないと思い込んでいたけど、私自身を見てくれる人はちゃんといるんだ。
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「助けに入ろうかと思ったけど、アタシの出番はなかったようね」
マジカルペンを取り出した段階で校則違反で間に入ろうかとも思ったけれど、あのハーツラビュルの子ジャガやるじゃないの。
それにしても、どうしてこうサバナクローはあの寮長含め野蛮なのかしらね。その中にうちの寮の生徒がいたのも頭が痛いわ………
後でしっかりあのジャガイモと話しましょう。
「レオナに話を通してもどうせ聞く耳を持たないでしょうし、まとめてサバナクローのジャガイモを躾けた方がいいかしらね」
ヴィルは不敵に笑いながらその場を後にした。
ふふふ、監督生のあの子を磨くのも楽しそうだわ。
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これにて閑話は一度終わりです。
次のページからは二章が始まるのでよろしければご覧ください。