第7章 衝動と反応と【赤葦京治】
胸の膨らみをワンピースの上から手のひらで覆う
手全体で揉みしだき、
それから中央にある突起を親指で少し抑えるように触れる
同時に穂波ちゃんの舌を甘く吸う
『…あっ…ん………』
身体を小さくビクンっとさせ、唇が離れる
息が、ずいぶん上がっている
…苦しかっただろうか
「…ごめん、俺何も知らなくて… ただ衝動のままに動いてしまった」
『ううん、京治くん、すっごく……えと、その…』
「………」
『…上手 …っていうのかな、わからないけど… 気持ちいい… もっともっとしたい
もっともっと欲しい もっともっと京治くんのしたいようにされたい』
俺の、したいようにされたい…?
すでに抑えれてはいなかったはずの衝動。
それでもまだ抑えられていた部分があったようで、それが一気に放たれる
「ダメだ、俺。 もう何も考えられない。 部屋に、行ってもいい?
ゆっくり味わいたい。 …ほんとに、俺がしたいようにしていいのかな?」
最後の理性を振り絞ってなんとか、
まともを取り繕うように言葉を連ねた。
『…ん』
穂波ちゃんは俺の手をとり2階の部屋へと案内してくれる
部屋に入り、扉が閉まるや否や穂波ちゃんを扉に押し付ける
深く口付けながら、膝上丈のワンピースの裾を捲り、太腿に触れる。
太ももの外側を上下に撫でるように、手を滑らせる。
それから内側へ。
内側も同じようにしてるつもりなのだが。
柔らかさも、そこを触れてることによる興奮も… 全然違う
太腿の内側を撫でながら、
唇を離し首筋へと顔を埋める
首に数カ所口付けながら鎖骨の方へと降りていき、
首筋を下から上へ舌を使って舐め上げる
『…んぁッ………』
溢れでる甘い声…
身体中の血がざわめくような心地