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  …妄想だし?  【ハイキュー!!】

第6章 今を【木兎光太郎】







乗り換えの駅で降りて
穂波ちゃんは一度買いたいものがあるから改札を出るっていう。
もうここでいいよって言われたけど、そんなわけにもいかないというか、俺が一緒にいたい!
だから着いて行った。







買い文句を済ませた穂波ちゃんの空いてる方の手を握ってみる。
あれ?さっきは断られたけど、普通にぎゅって握り返してくれる。








「ねぇ、穂波ちゃん。彼氏がいるとかいないとか、この先がどうとか、
そういうことは一旦置いておいて。今、どうしたい?」

『………』

「俺はね、少しでも長く一緒にいたいし、寒いから一緒にあったまりたい」

『………』

「だんまりはなーし!」

『…んー、光太郎くんと一緒にいたい。光太郎くんは眩しいほどにかっこいい』

「うーん、素直で可愛い!よしよし!」






頭をぽんぽんわしゃわしゃと撫でると、
かわいい犬みたいな表情をする。







「じゃーもう、2人になっちゃお。いい?」

『………』

「無理矢理はやなの。嫌なら嫌でいいんだよ」

『嫌じゃない。2人になるって… どういうこと?』

「ホテル行こ。ラブホ、どっかその辺にねーかなー」

『らぶほ…』

「あれ、行ったことない?」

『うん、縁がなくって… ない』





…彼氏とはどうしてるんだ?家ってこと?
いーなー羨ましい!






でもはじめてのラブホ、もーらいっ








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