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君に届くまで

第78章 番外編1






「じゃあ、明日から三日間勝負だからね!」

「望むところです。」

加州とレンは睨み合う。

「恨みっこなしだよ。」

言いながら差し出された小指に、レンは自身の小指を絡める。

「分かっています。」

両者は真剣に頷くと、部屋を駆け出して行った。

偶々、そこを通りかかった御手杵は、首を傾げて彼等の方を見遣る。

「なんだなんだ?」

疑問を口にするも、その問いに答える者は誰もいなかった。


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