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絶対零度のさらに向こうへ❅*॰ॱ【ヒロアカ】

第13章 ❄️️ 記録と活用













緑谷と爆豪はお互いの個性をぶつけ合ったかと思われた。

しかし緑谷が狙っていたのは真上の天井の方だった。


爆破をもろに受けた緑谷は倒れる。











そして上の階。緑谷と連携を取っていた麗日は、下から吹き出す瓦礫を上手く使い、見事飯田をかわし核兵器を確保する。
























意識の無い緑谷は保健室へと搬送され、残りの3人がモニタールームへとおりてくると全員の前で講評が行われた。


勝ったのはヒーローチーム。



「まぁ、つっても……」



皆がオールマイトの言葉を待つ中、後ろの方で雪が見ているのは、下を向く少年。



「今戦のベストは飯田少年だけどな!!!」

「なな!!?」


なぜだかわかる人!!?と問いかけるオールマイトに八百万が挙手をする。


「爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断、そして先程先生も仰っていた通り屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様の理由ですね。」


(ばくごうに何か言ってあげたい。)

胸が締め付けられる。

明らかにショックを受けている爆豪の姿が、昨日の体力テストで絶望を味わった自分と重なる。

そして、もっと過去の、幼き日の自分の姿に…………?




「麗日さんは中盤の気の緩み、そして最後の攻撃が乱暴すぎたこと。ハリボテを【核】として………いたら、あんな………………………」



あれ…?

八百万の言葉が遠くに聞こえる。



「相手への………をこな……つ…………」




爆豪の怒っている姿。自分も怒っていた。何か……………………何に怒っていた…………?



何が悲しかった………?

















何があった………?









。°.。❅°.。゜.❆。・。❅。。❅°.。゜.❆。・。。❅°.。゜.






________どうして''アイツ''はこんなことするの…!?____________




________待って、私にも行かせて!!___________




________私の大事な………!__________

















________私なら助けられたのに___________





________どこに行ったの…??___________

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