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絶対零度のさらに向こうへ❅*॰ॱ【ヒロアカ】

第9章 ❄ 再会や初めまして





「ここは…(ス…」



(〇nゼリーだ)
(ん?in〇リー?)
(i〇ゼリー持ってる…)




「ヒーロー科だぞ(ヂュッ!!」























(((なんか!!! いるぅぅ!!!)))





突然現れたのは芋虫。






「ハイ静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね」








ではなく、






(((先生!!?)))


『あっ』




「担任の相澤消太だ、よろしくね」



(((担任!!?)))





脱皮して出てきたのは(寝袋を脱いで出てきたのは)担任を名乗るくたびれた男。

簡潔すぎる自己紹介を終えたその男は自分の入っていた寝袋をゴソゴソとあさり始めた。































「早速だが、コレ来てグラウンドに出ろ。」



















雄英高校の指定体操服を示しそう告げた相澤は そこにあるから、と教室の隅に置かれたダンボールを指差し、寝袋をひきずりながら直ぐに教室を出て行ってしまった。















「「「………………」」」









無言でそのダンボールの1番近くにいた男子がそれを拾い上げ、取り敢えず教卓に載せる。


それを無言で見守る一同。




『あ!』



突然声を上げたのは白い少女。




『みどりや!久しぶり。』





たたた、とダンボールを開け始める少年の元へ駆け寄る。

「わ!えっと確か、雪さん!」

『同じクラスだね!一緒に配ろう。これは ばくごうかつき ?? 』



急にぎょっとした表情に変わる緑谷を不思議そうに見ていると、ガタ、と音を立て、先程飯田と喧嘩(?)していた生徒が近づいてくる。



「かかかかっかっちゃ……」

「るせぇっ黙ってろデク!!よこせ」


『ばくごう?はい、どうぞ。』



緑谷とは対照的に、威圧的な態度に一切物怖じしない雪。

背の低い彼女は はい!っと体操服を差し出し微笑む。



イライラした様子の少年は一瞬、じっと彼女の顔を見おろして

さっと体操服を何も言わずに奪い取り、教室を出ていった。







気にせず雪は次の体操服を取り出す。


『次は えっと、いいだてんや。』
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