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絶対零度のさらに向こうへ❅*॰ॱ【ヒロアカ】

第9章 ❄ 再会や初めまして




「ありがとう!!俺も手伝おう!!」



大きな声を発しこちらへと歩いてくる飯田。

体操服を受け取ると彼も一緒に名前を呼び始めた。






固まっていた生徒達が次第に動き出す。








『あおやまゆうが!』

「メルスぃ」





「麗日お茶子くん!」

「はーい!」






「えっと、上鳴電気くんっ」

「へーい!オレオレ!」








体操服を受け取った生徒から順に更衣室へと向かう。

3人で配るとあっという間に終わってしまった。


「俺たちも急ごう!!」

「うんっそうだね!」

『行こー』



















❄❄❄









男子よりも少数の女子達は着替えながら互いに自己紹介を済ませていた。




「へぇ~じゃあ3人は実技試験の時から知り合いなんだ!!」


一足先に着替え終わった葉隠が透明な両腕をバタバタさせる。


「一般入試はそのような内容だったのですね。」


たった4名の推薦枠を勝ち取ったらしい八百万。


「ウチも誰かと協力したかったな~、もう心細くて。」


耳郎も既に着替え終わって入口の前に寄りかかっている。


「そういえば雪さんはデクくんとも知り合いなん?」


体操服に腕を通しながら尋ねるのは麗日。


『デク?』

「あのもさもさの地味目の!爆豪って人にそう呼ばれてたよね?」

『あ、確かに!名前、デクだっけ?まいいか、みどりやは実技試験の後保健室で会ったんだよ。』








話しているうち着替え終わり、皆でグラウンドへと向かう。



「入学初日に体操服着てグラウンドって、いったい何をするのかしら?」


蛙吹の言葉にう~んと首を捻る女子達。




『あ、そういえば…』

(グラウンドってことはもしかして 昨日のアレ、使うのかな。)





































「「「個性把握…テストォ!?」」」

























雪の予想は当たる。





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