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絶対零度のさらに向こうへ❅*॰ॱ【ヒロアカ】

第3章 ❄ 悪夢と繋がっているもの






どれだけの間、走り続けたか。


















気づけば膝が埋もれるほどだった雪は 更に高さを増し、今は腰の辺りほどになっている。




降ってなんかいなかったのに。















その雪を掻き分けるよるになお、進む。探す。
















『どこ…、どこにいるの……。』











何を












探しているのか忘れてしまう。












だが。












「零?」

















『っ、誰!?どこにいるの!?お願い…、お願い出てきて。』























「忘れないで。」

















「ここだよ。」


















雪をかき分けていた手はいつの間にか掴んでいた。












『ひっ………、あ……』



















頭のない少女の腕を。



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