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絶対零度のさらに向こうへ❅*॰ॱ【ヒロアカ】
第3章 ❄ 悪夢と繋がっているもの
『はぁっ、はぁっ、はぁっ、』
暗い。
いや、黒い。
『はぁっ、う、ううっ…… はっ、はぁっ』
泣きながら走る。
苦しい。悲しい。……辛い。
踏みしめる雪は限りなく白い。
この白以外、何も無い。
黒い空。……空すらもないのだろう。
あるのは白い雪と黒い虚無のみ。
探している。
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