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裸の月【気象系BL】

第6章 幻月


「違う…こんなの違う…」
「違わねーよ…気持ちいいだろ…?」

べろりと襟足を舐められて。
俺の腿に、和也さんの硬いアソコが押し付けられて。
腰を振って、擦り付けてる。

「やべ…効いてきたぁ…」

ぐいぐい和也さんは腰を押し付けて。
荒い息遣いが聞こえてくる。

「智…?俺のものになったら、毎日気持ちいいことやってやっからな…」

ずるりと指が中から引き抜かれて。
アソコを扱いてた手も離れていった。

腰を持たれて。
高く引き上げられて。

「今日から…おまえ、俺のもんな…?智…」

そこから、ぶっとい棒が入ってきた。

「あああああああああっ…」

体を割くような痛みが走って、体が仰け反った。

「ちっ…力抜けよ…せめーな…」
「やあああああっ…痛いっ…痛いっ…」
「いいから力抜けってっ!」

ぐいっとまた無理やり、棒が押し込まれて。
痛いのにやめてくれなくて。

体を捩って見上げたら、俺の中に入ってるの棒じゃなくて、和也さんのアソコだった。

「やめて…」

勝手に出てきた涙で、また視界が歪む。
闇の中に、真っ暗な影がいて。
その影は、遠慮なく俺の中に侵入してくる。

痛みで、目の前に白い星が散る。


もう…いやだ…



死にたい


誰か


俺を殺して
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