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徒花まみれの心臓【BLEACH】

第37章 外伝




君がいない百年間、あの子を見てきた僕が言うんだから間違いないよ。そう言って、笑ってくれる京楽サンに、救われる。市丸を少しでも救うことができていたのならば、それほど嬉しいことはない。


だけど。


「---もうちょい、俺、…っお前と生きたかったわァ……っ…」


滲み出てくるそれを、手で拭う。きっとあいつが俺のこんな姿を見たら、困ったように笑うのだろう。自分の事は棚に上げておいて、ええ加減前に進んで下さい、なんて言うのだろう。














人の心をこれだけ掴んで、掻き乱しておいて、勝手に死ぬなんて。末代まで呪ってやる。そして、来世も、鬱陶しいほど構ってやるのだと、今はもういない市丸に、勝手に誓ってやった。





















さよならを言えない夜に手を振った
(今でも未練たらしく夢をみるのだ。あいつが生きていて、同じ隊長として立っていて、くだらないことを話しては笑い合っている、そんな日々を)




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