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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第48章 戦前月喰らうーR18ー





温もりに包まれる。

重ねられた唇の温度と柔らかさを感じる。


薄目を開けてみれば、うっとりと心地良さげな表情の瑠璃が瞳に映った。

「そんなに口付け、好いのか?」
当たり前、特別な行為でもないのに、
瑠璃はいつも、悦い表情をするのだ。
「政宗にされる事に嫌なモノはないけれど」

(チッ…なんだよっ、
可愛いこと言いやがんな、コイツ)

一気に煽られる。

「政宗に抱きしめられて、キスされるの…
…好きなんだもん…」
照れて反らされる視線に、政宗はもっと困らせたくなる。
「どんなキスが良い?」

(恥ずかしいのに…)

言えば叶えられると知っている瑠璃の心は、
其れを我慢できない。
「……舌…絡めて……口の中……」

(ぐちゃぐちゃにされたい…なんて…)

恥ずかしくて最後まで口に出来なかったけれど、考えただけで、身体の芯が濡れてくる。

眉を下げて困った顔で自分を見ている瑠璃に政宗は喜笑を溢す。
困っているだけではない、欲情が見えるから。
「フッ……厭らしくて堪んないな………
ほらっ、あー…」
「あー?」
「舌、出せ」
「………」
開いた瑠璃の口から差し出される舌。
政宗はソレに喰いつくように、口を開け、舌を押し付けながら、唇を重ねる。
クチュ…ヂュッ…グヂュ…と淫猥な音が2人を包む。







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