第43章 最近の姫の日常(R18)
瑠璃は思考を放棄しそうな脳で、そう考えてフルフルと頭を横に振った。
「…な、い…ン…」
「そうか…分かった」
意外とあっさり政宗がそう言ったから、瑠璃は解放されると思っていたが、
「けど、もう、このまま抱く」
「えっ⁉︎あっ!っぁぁん」
脚の間にあった指が花弁を開いて蜜壺に突っ込まれて、身体と声が跳ねた。
「政宗っ」
「お前とこうしてて、反応しない訳がないだろ」
政宗は下から股間で勃ち上がっている己を瑠璃の尻に押しつけながら言う。
政宗は愛情表現の1つみたいに、当たり前に示して来る。
嬉しいけれど、恥ずかしくて独り顔を真っ赤にしていると、背後から政宗の笑う声がした。
ククク
「そんなに照れるなって」
(抱いても抱いても汚れない、
染まらない反応は何故だ?
いつまでも初々しい)
「お前がいつまでもそんなだから、
意地悪して鳴かせたくなるんだよ」
「私の所為なの?ッン、ゃっ…ぅん…
政宗が…エッチ、だからでしょ〜」
下を向いて指遊びに耐える瑠璃が堪らず声を上げる。