第41章 政宗　誕生日の噺ー中ー（R18)

覆い被さり、
捕食物を喰らう様に唇を重ね、
歯を、爪を立て、
互いの軀を揺さぶり、打ちつける。

治らない熱はどこから来るのか。

軀の奥、烈々と愛おしくて
堪らなく昂る。

打ちつけて、奥まで圧搾し、
快感に苦しい声を吐いて、淫女の壺の底に白濁した液を流し込む。
「クッ！あっあぁ…瑠璃…っはぁ……
溢れた分までっ、何度でもっ…注いでやるっ」
淫堕に泥泥濁濁と軀を震わせる瑠璃に狂気の沙汰。
一度火がついた想いと軀は簡単に鎮火しない。




「ハッ…ぁ、クッ…ハッ、悦いな…クク…奥まで、締まっ、て…ぁ〜…たまんねぇ…」
気持ち良すぎて狂笑が漏れる。
「ﾌ…ゃぁ…ひっ、あっ、あぁ！イッ、イ…
…くよ…き…ち……まさ、ね…まさ…ね…」


泣く様な鳴き声と、全力疾走の息が絡んで充満する。
瑠璃は既に何も聞こえない、何も見えない…
快楽を貪る淫女は
熱い息と、体液と、意味のない快感の言葉をダラダラと吐き出し、悶え果て続ける。

雄の政宗はそんな正体を失くし汚れた姿にさえも、煽られ欲情を猛らせる。