第41章 政宗 誕生日の噺ー中ー(R18)
「なっ、そっ…いじわ……な、ことっ!
政宗も…は…ぁ…ぁ…ソレ…も…す、き…ンァ」
「ソレってなんだ?解るようちゃんと言えよ」
意地悪を普段より甘い声音で耳元に吹き込まれ、
瑠璃の背中がゾクリと粟立ち、甘い痺れとなる。
「ほーら、でなきゃ、抜いちまうぞ」
ンンン、瑠璃は頭を振る。
「…ぁ、やだっ、ヤダ…抜いちゃ…駄目ぇ…
…ま…のーー…ー…摩羅…好き…いっ…ーーちょうだー……」
瑠璃は恥しいだろう言葉をも、
切れ切れと喘ぎに混ぜて声を吐く。
(ちょうだい……って言った…)
どんなに堕ちていても、容易には砕けた言葉遣いをしなかった瑠璃。
今発されたその一言がどれ程 大した事か。
「まさ……ねぇ…激し…ーーほし…の…ーー〜て…ち…い…からぁ…」
何を言ってるのか、本人もよく分かっていないと思うが、零れる言葉は心の底からのはずだ。
甘く嬉しさが込み上げるも、
それは、凶暴な欲に変わる。
「ククク…本性出すのが遅いな、瑠璃…
望み通り、何度もっ、
前も後も…ハッ…ッゥ…ハッ、ハッ…っ」