第40章 政宗、誕生日の噺ー前ー
「こ…れで、いい?」
(恥ずかしくて死にそう…)
瑠璃は自分の体勢を見ないように、
両手で顔を覆っている。
「ああ、良いな」
顔を覆い隠した瑠璃の耳に、
満足気な政宗の声音が聴こえた。
「でも、もう少し腰落とせ」
「……」
瑠璃は黙って指示通りに腰を落とす。
「ん」
「で…どうするんですか…?」
羞恥に震える声と身体で瑠璃が問う。
「こーすんだよっ」
ヂュッッ
「ぃっ、ひゃぁぁっっ、ぁぁ」
政宗が勢いよく、花芯か花弁の割れ目かに吸いついたのだ。
突如、強く襲ってきた刺激に瑠璃は甲高い嬌声を上げ、身体を跳ねさせた。
が、腿を政宗に掴まれていて、
実際は小さく震動しただけだった。
ヂュッ、ヂュルッ…ジュッ、ヂュッ…
ジュルヂュルッッ…
吸われ
「ひゃぁ、まさっ…!舌っっ、舌っ」
秘部に舌を挿し入れられ、瑠璃は上半身を捩って悶える。
(くっそっ…)