第39章 月がある部屋(R18)
そして、私は
いつものように獣に喰われ、
腹の底から開いてみせるのだ。
だって、この獣は私には
堕落するほどの快楽しか与へない。
爪痕も噛み跡も全て快感を得る手段と化する。
凶暴なソレで身体の内まで貫かれたとしても私はただ、恍惚に泥々と声と、
甘露のような涙を零すだけ……。
脚を開き、滑る膣内に
政宗の熱く硬い楔を飲み込んだ瑠璃。
膝の上に引き上げられ、
膝裏に腕を入れられ、
太腿を引きつけられる。
「ひゃ、ぁ、あっ…
ぁっ、あぁん…ぅんぁ、ぁは…」
瑠璃は背中だけを布団につけて、
政宗の膝の上で
政宗の熱杭に刺し貫かれ、
揺さぶられ、喘いでいた。
ただ喘いでいる声音なのか、
達した快感の声音なのか区別がつかないくらい甘い声を吐いて…。