• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第39章 月がある部屋(R18)




「お前が泣くから、待ってやってたんだ…さっさと抱かせろ」
酷い言い方に聞こえるが、
それさえも、今の瑠璃には、
もう政宗が焦れて強請っているみたいに聞こえる。

「瑠璃…」
政宗が瑠璃を呼ぶ。
普段、身体の奥に眠らせている瑠璃の官能を呼び覚ますような、艶やかで甘い麝香のような、
脳がどろり と溶けそうな声音で耳元に吹き込まれ、背中がゾクッと震えた。


「ん……」
断る理由もないけれど、
脳と一緒に身体の中心がズクズクと疼き始めて、政宗の声だけで抗えない熱を点された。
もう、瑠璃には断われるはずがない。

だから、瑠璃は、自分と政宗との間でやり場に困っていた手を動かし、硬く誇屹した熱いモノを きゅっ と握り、自ら政宗の唇に口付けた。






/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp