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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第6章 天主での押し問答




ジロっと睨まれる。
「瑠璃、その構造図を見せろ」
密かに動揺している事を、信長に確かめられている様な気がした。

(確かに、私がもってはいるけど…)

銀鼠色の瞳が揺れた。




数日前、
瑠璃は500年後から戻った『土産』として、光秀に弾丸の構造図を渡して見せたが、
武器造りへの不安を見せた為か、
「これはとりあえず、お前が保管していろ」
と再び、瑠璃の手元に戻っていた。



「…今、ここには、持って来ておりません」
瑠璃は正直に答えた。





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