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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第6章 天主での押し問答




瑠璃は一言も発していない。
瑠璃に話を振ることもない。
瑠璃は座って聞いているだけだった。

(光秀様の真意は何処に?)

解らないまま。

「ならば、その図を基に、すぐに弾を作れ」
光秀は信長のその言葉を待っていた。
「それは出来ません」
「何?」
「瑠璃がその図を渡してくれないからです」
光秀は何食わぬ顔で、作れない事を、瑠璃のせいにした。

(え?…な…)

瑠璃は表情のない表情で動揺していた。




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