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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第6章 天主での押し問答




カシャン……カチンッ!
カラカラカラーー……

滑車の滑りはとても滑らかで、信長の指に軽く押され、カラカラと軽い音を立てて回る。
「光秀、このような物、いつの間に」
信長が手にしているのは回転式銃だ。
「いつの間に、でしょう。
そうですね、瑠璃の居ぬ間にですか」
光秀が瑠璃をチラッと見た。
「で…これは、実用可能なのか?」
信長が新しい玩具を見つけた童子のような、
愉しげで興味津々の様子で尋ねる。
「いえ、それはまだー……」


「成る程…弾丸か」
「はい、ですが、瑠璃が500年後から弾丸の構造図を持って来ましたので、弾丸の問題もすぐに解決するでしょう」
光秀は信長に現状とこれからを話し続けている。

(なぜ、私を?)



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