第32章 ぷでぃんぐ…てなんですか?-R18-(息抜き劇場)
猫が舐めるように、鈴口に舌がペロッと這わされたのを合図に、口付け、裏筋を舐め上げられる。
勿論、手で扱くのも忘れない。
何度か舌を往復させた口が、そっと開いた。
(ハッっ…ぁ…早くっ……)』
プディングの乗った匙を口にする瑠璃の姿が瞼裏に蘇る。
伏せた眼が艶やかで、
開いてゆく唇に震えるほど欲情した。
喰んで欲しいと、願った。
咥えさせたい、と思った。
欲望に眩暈がする。
「はっ、ぁあ、瑠璃様っ、もっと…強く吸って…手も…」
無意識に速くなる三成の手。
柱に頭をもたれかけて、背を反らす。
はっ、あっ、ッ…はっ…はっ……くっ……
『頬を上気させ懸命に奉仕する瑠璃。
頭を撫でると、口に頬張ったまま、眼をあげる。
その眼は甘やかに潤んで見える。
「みつはひひゃま……ち…いひれしゅか?」
モゴモゴと喋りながら、ヂュルッジュブ、
ジュッヂュッ…と吸いしゃぶり続ける。
「気持ち良い、です…よっ…瑠璃様ぁっ…
…はっ、ぁっくっ…うっ…、もっっ、
もっとはや、くっぅっ」
「ぅうんっ、ヂュッヂュウ…ヂュ、ンッんっ…うんぅ」
気持ち良さに吐き出しそうで、頭が白くなる。
溜まった熱を、快感を、
解放したくて…
「たまら、ないっ…あっあっ、そのままっ、
扱いてっぅ、ぁっ、出、るっっ…ぅクッッ!」
ハッ…はっ…はっ…はぁぁ~……』
いつの間にか柱からずり倒れていた。
集中して横になった事もわからなかったほど、快感に没頭していた。
飛び散った粘液が畳に所々とシミを作っているのがボンヤリと眼に入った。
ニッチャリとべとつく手を男根から離す。
着物からはプディングの残り香。
脳裏には官能を呼び起こしながら開かれる唇の残像。
快感の余韻と少しの罪悪感に三成は眼を閉じた。