• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第32章 ぷでぃんぐ…てなんですか?-R18-(息抜き劇場)




「よし、これで材料はそろったな」
「たまご、砂糖、牛の乳、だけですね。
これで、美味しい甘味が出来るのか、
想像が出来ません」
料理をしない三成には想像すらつかない。
「瑠璃、作り方を教えろ」
政宗が童子のように楽しいげに笑っている。


「玉子はしっかり撹拌します」
何膳も束ねた菜箸を政宗が扱う。
「政宗、もっと、こう……」
斜め後ろから瑠璃が政宗の手を握る。
「…手首のスナップ…えっと…返し?
…手首をしなやかに……そう…」
チャカチャカと箸が茶碗にあたる軽やかな音がする。
政宗の腕に瑠璃の腕が沿って動く。
「俺は教えるのが好きだけど、
こうやって教えられるのも悪くねぇな」
何を考えての発言だか、ニマニマとご満悦の政宗。

「……」
その様子をジッと見ていた三成が
「瑠璃様、私もやります」
と言った。

玉子を割るのに大苦戦だった三成。





/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp