• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第32章 ぷでぃんぐ…てなんですか?-R18-(息抜き劇場)





「ぷでぃんぐぅ?ってなんだよ」
「ここ、ここに、書いてある食べ物なんですが」
政宗と三成は書物に顔を寄せている。
「美弥様はご存知でしょうか?」
「アイツが知ってるとしたら、瑠璃だって知ってんじゃねーのか?」
2人、同時に瑠璃を見た。
「…な、何ですか…?」

ジィーーーッ

「瑠璃、ぷ?ぷでん?」
「ぷでん?」
「政宗様、ぷでん ではありません。
ぷでぃんぐ、です。ぷでぃんぐ」
三成が眉をハの字に下げ、苦笑している。
「プディング、ですか?
南蛮の食べ物のプディング?」
「!ご存知ですか⁉︎」
「私の知ってるプディングが、三成様の言うプディングなら、知ってます、ね」
「ココ、ここに説明があるのですがっ…」

で、お椀と箸を用意していた最初の場面にもどる。
「三成、お前はお椀と箸だけで、この、プディングとやらを作るつもりだったのか.…」
呆れ気味の政宗。
「はい」
「ありえねぇな。
肝心の材料が出来てないのに、どーやって作るんだよ…」
「えっと……」
三成がポリポリと頭を掻いた。

(可愛い人だなぁ…)

瑠璃はひとり、三成の感想を心で呟いた。







/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp