• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第26章 京に立っ薫煙





宵闇に機嫌よく歩く男の姿があった。
「良いものが手に入ったぜ」
深緋の瞳が燃えるように京の方角を見据えて笑った。




肩砲。
肩に担いで使う筒砲。
それ程大がかりではなく、前後2人で担ぐ。
「軽くする分、薄いな…強度はそれ程無さそうだ。
どれくらい使えば壊れるか試す必要があるな」
凶悪な笑に喜悦な様子で元就はパンッと砲胴を叩いた。

その後ろを怯えるように町人達がそそくさと通り過ぎ、離れていく。

元就はそれを家臣に持たせ、
東へ向った。





/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp