第24章 夜話合い事(R18)
柔らかな唇と胸部が俺の上に降ってくる。
サラッと長い横髪が降ってくる。
温かくて、柔らかくて、気持ち良い。
さっきまでの色々複雑な気持ちはどこへやらだ。
満たされてフワフワした溶けそうな心地良さ。
「なぁ瑠璃……」
もう既にくっついている瑠璃の躯が離れないよう、俺は腕を回す。
「なぁ瑠璃……」
政宗のちょっと鼻にかかった甘艶な声が私の耳を擽る。
私を弱くする甘い声。
「ん〜?」
「お前のこと、鳴かせたい」
蒼い瞳が婀娜な色を帯びて光る。
私の好きな好戦的な瞳は、
今私を鋭く捕らえて……堕落させる。