• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第24章 夜話合い事(R18)




私は政宗の前でだけ、
    弱い心を晒して泣く。
私は政宗の前でだけ、
    ただの女になって喘ぎ鳴く。


女の悦びに ただ溺れるだけになる。
「……」
どう答えていいか分からなくて黙って政宗を見下ろしていると、
蒼い眼が細められ、唇がフッと歪められる。
「…キス、しろよ」
命令された。


私を虜にする声、口調。

(違うな)

政宗の全てが私を虜にする。
そして、暴き出す。



「ン…はっ、ん……チュッ、クチュッ…」
いつの間にか夢中で口付けていた。
柔らかな唇。
ぬめらかな舌。
時々、薄目を開けて蒼い瞳に見られてると思う。
唾液の絡まる淫音。
「はっ、んっ…っん…チュッ」
酸欠になる。
思考が霞んで身体だけが反応する。

(欲しくて…気持ちよくて…痺れる…)

酔いしれるようにキスをしていたら、
横髪を耳にかけられ、スルッと頬を包まれた。
その政宗の手を取って、指先に口付ける。




/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp