第24章 夜話合い事(R18)
(だから、守るに決まってる)
やるせなさに心が軋んだ。
切なさに心が震えた。
守りたいと強願すれば心が興奮した。
荒ぶる心を制御出来なくて
押し倒し、性急に肌を寄せた。
「全身全霊で。守ってやるっ、
俺の全てはっ…お前…お前のっ……
全ては、俺のっ、モノだっっ…ハッ、ァッッ」
こんなに大切な者、心配しない訳がない。
自由にしていいって、
楽しく笑ってれば良いって、
思ってる。
やりたいように、何にも縛られないで生きて欲しいと思ってる。
でもっ、
「俺っ、だけ、にはっ…縛られ、てろっっ。
瑠璃」
抱き締めて、身動きを取れなくして、熱を穿つ。
首に肩に、そのお前を呪戒している彫り物に赤い所有印を残す。
お前を所有し、縛って良いのはもう、俺だけなのだと、
瑠璃に、俺自身に、納得させる為。
「今、お前は誰に抱かれてる?
誰のモノで貫かれてる?
答えろっ」
ギリギリまで引き抜いては瑠璃の最奥の壁を突く。
「ん"っ!あぁん…ひゃぁ、ぁぁーんんーっ」
瑠璃が甘い喘ぎ声で唄う。
涙を溜めて薄目を開けて俺を恍惚に見る。
「はっ…ぁっ…ぁっぁ、ぁ…まさ……」
「瑠璃、答えろ…っ…」
(俺のモノだと、言えっ、言ってくれっ)