第19章 氷も溶ける甘味なコト(R18)
愛撫しながら、俺の反応を見ているのだ。
熱っぽい瞳を伏せたり、上げたりしながら、一生懸命に。
「ンッ…チュッヂュゥ…クチュ、チュッ…んふ…くぅん…」
咥えて吸って、唇と手で扱いてくる。
「あ"ぁ"ッ…気持ち、イイッ…瑠璃っ、
もっとッ、強く、ぅっハッ…」
「ンンッッ、…ゔっぐっ…ん"」
気持ち良くて、無意識に腰が振れ、
瑠璃の喉の奥まで突っ込んで、
自分勝手に快感を貪る。
「ゥン"…ぐ、ぅっ…ん"っ…」
瑠璃は苦しそうに涙を浮かべ眼を細めるが、それでも俺の欲動を受け止める。
「クッ、ぁぁ、もっ、出、るっ…瑠璃っ、瑠璃っぁー…ぁ"ぁ、ハックッゥ…」
弾け出した欲望を感じながら、無意識に手をやっていた瑠璃の頭から手を離す。
最後にヂュッと強く吸い、ゆっくりと口が離されると同時に、瑠璃の喉がコクリと動いた。
瑠璃の女が顔を覗かせている。
「すっかり上手くなったな。気持ち良かったぜ」
俺の命令に従順な可愛い女。
(けど、従順さはこんな時だけな クク)
「悪い女(こ)でも良い子でも、愛してる」
そう言うと、瑠璃は耳まで真っ赤になって俯いた。
「どうした?」
「……私も…愛してます…」
聞き逃しそうな程とてもとても小さな声が返って来た。
可愛くて抱きしめた。
抱きしめた耳元で2人だけの内緒の会話。
(俺だけ、気持ちよくなって悪かったなっ)
(…ぁ…いえ…私も、気持ち良かった、から……////)
(ん?……‼︎…クク…)
俺に奉仕しながら想像して、気持ち良くなったんだと察した。
(だから、あんな真っ赤に俯いたのか)
可愛い淫女に俺は再び身悶えしそうなのを必死に堪えた。