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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第18章 かき氷大作戦2




「任せとけって」
郷八はしっかり信玄を信用したらしかった。

(まっ、当然の結果だな)

情報戦、百戦錬磨の信玄に駆け引きで勝てるのは、居ても数人だ。
盗賊如きが見抜けるはずがない。


「うちの者を1人寄越すから、同行させてくれ。ではよろしく頼むよ」
立ち上がった信玄に続いて美弥が丁寧にお辞儀をして続いた。

「どうぞ、よろしくお願い致します」
最後に美弥が可愛い笑顔をお願いしたのは、男の心を掴む為。
それはもちろん瑠璃の入知恵。




「美弥さん、大丈夫でしょうか…」
「何故 俺に訊く。信長にきけ」
出掛ける信玄と美弥を見送った留守番組。
隣に立つ謙信を見上げ瑠璃が問うが、
スゲなく返された。
「心配そうだから」
「馬鹿を言え」

(天の邪鬼は素直になれない)

瑠璃は笑いを堪える。





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