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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第18章 かき氷大作戦2




機会はやって来ようとしていた。

動き出す。
佐助が集めた情報を基に、信玄と美弥が金を持って甘味屋を訪れた。
「大切な大名に貴重な氷を贈りたいのだ。
桑取の室の氷は質が良いと聞いた。
それをコレで手に入れて貰いたい」
コレとは手付金。
「……」
店の主人は疑っている、というよりは、
口を開け、眼を丸くしてただ言葉を失っている。
そんな主人に信玄が続ける。
「上手く手入れてくれれば、
氷の代金も引き換えに払う」
主人の目の前に金袋を掲げチラつかせる。
「……」
「お願いしますっ」
美弥がウルウルとした眼で懇願し、
もう一押しする。





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