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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第17章 かき氷大作戦




それでもなんとか真面目に策を練り始めた信玄一行。

「まずは、盗賊を捜さないとな」
「特徴とかは?」
「情報を集めるところからだ」
「何処から集めたら……」

「削り氷を最近売った店に行って聞いてみるのがいいですね」
美弥と信玄の横から佐助が割って入った。
「盗む班と売る班が別々でも、同じ集団でしょう。どれくらいの人数なのか、も知る必要がありますね」
佐助が続ける。
「集めた情報をどう使う?」
信玄の顔つきも真剣になってきた。

「氷室は5箇所だな」
皆が机上の地図を見る。
「この中の何処を狙うかだろ?」
幸村が腕組みをして首を捻る。
「それを当てるのは難しいと思うなぁ〜」
他人事みたいに美弥が言う。
そこへ、
「次に何処を狙うか探るのは面倒です。
こちらからお引き寄せればいいんですよ」
瑠璃が提案した。





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