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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第17章 かき氷大作戦




「んーー、じゃぁ、張り込む場所を2.3箇所に絞って、2人ずつに分かれて見張るってのは、どうですか?」
「さっきより効率が良くなったね」

(可愛い子にはめっぽう、甘いんだな。
優しいのか甘いのか判らへんけど……
…あれが『女タラシ』てものやな)

出会って2日目にして、瑠璃の中での信玄の位置付けが「女タラシ」に確定した。

「信玄様っ💢」
幸村が再び吠える。
「お前さ、それでも、
相手が大人数でこっちが少人数で、
しかも女がいたとしたら、不利だし、
捕まえられるはずねーだろーがっ」
腕組みをしてプンスカしてる、幸村をよそに美弥は
「そっぁ〜、そうだよねー」
と納得し
「いゃぁ、幸にしては、良く考えてるねぇ」
信玄は感心している。
そんな2人に幸村は更に怒り心頭だ。
「俺のコト、ナメてんのか?💢」

「なんだか、少し、気の毒ね…」
瑠璃は幸村に哀れみの眼を向けた。
その横から
「あの男がいると、話が進まん」
謙信が さも面倒くさそうに付け加えた。






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