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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第14章 姫達と献上品




「瑠璃さんは何を見てるの?」
「乗馬用品です」
見れば、ベスト、パンツ、ブーツなどがある。
「今手に持ってるのは?」
「これは、鞭です」
瑠璃が手でしならせて見せる。
「我らが使うものとは少々異なっているな」

しなる木材に革で持ち手が作られていて、
先端にも平たい台形の革がついている。

「これは、短鞭です。
先端に革の面が付いているので、細い鞭で叩くより、痛みを抑えつつ、刺激範囲を広め、叩かれた事を馬がよく認識します」
「成程、細くしなるだけの我が国の物よりは、指示が早く伝わるのか…」
信長が感心する。
「馬、痛いよね?」
美弥が顔を顰めながら誰にともなく尋ねる。




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