第13章 政宗愛抱ス(R18)
消えない間隔で愛撫し続けていたソレは
「愛してる」という証。
自分のモノだと言う「所有」の証。
そんなもの無くても、愛している事には変わりないし、他の誰が見るわけでもない、けれど、それが
男の幼稚な独占欲の見せ方。
「今日から、また、しっかり付けてやる」
チュゥーッッ、チュッ…
「んっ」
肩に近い首の付け根に赤く鬱血した痕が浮かんだ。
着物から見えるか、見えないかのギリギリの場所につけたのは、わざとだ。
それを手始めに、政宗は次から次へと、
そこかしこに口付けの痕を刻む。
「…ココには、付かない、か」
愉悦として意地悪な笑みを、
瑠璃の胸の間から見せる。
「ンッ…ゃっん…ぁっん…」
桃色の胸の頂は、どんなに吸っても痕が付かない。
「痕はつかないが、硬く尖ってきた」
「ひゃぁっ…ッつままな、ぃでぇ…ンッ」
摘んで捏ねくられ、弱い痛みに似た気持ち良さが、瑠璃の下半身に響く。
「アッっ…やぁっ…ハッ、ぁん」
気持ち良くて、快感から逃げたくて、自然と腰が揺れる。