第7章 好きな表情2
貴方side
影山「…来週の火曜日に青城と練習試合をする事になりました!だから見に来てもらえませんか…?」
貴「!…え、青城…」
影山(……凄い嫌そうな顔…)
飛雄が言った青城、通称青葉城西
幼なじみ達や中学の知り合いがほとんど行った高校
正直家も、青城が一番近いけど幼馴染みの1人のウザさに行きたくなかった高校
貴「……」
影山「……バレーに関わりたくないなんて嘘です。本当に心から嫌ってるならあんな悲しい顔で言ったりなんかしないです」
貴「…飛雄」
影山「俺は、バレーの話しをする怜花さんの表情が一番好きです。いつも、笑顔で居た貴方が」
貴「!」
影山「…それに、中学とは違う俺を観てほしいんです……練習試合来てくれるの待ってます!」
そう言うと走りながら自分の家に走って行った
…本当…出逢った時からバレーに真っ直ぐだな…飛雄は…
__
火曜日、青葉城西
第三体育館
観客「……なんか、怪しくねあの人」
観客「うん…」
貴「……」
結局、練習試合に見に来た私
2階のギャラリーで観てるが、バレたくなくパーカーを被りサングラスとマスクをしてる為逆に目立って……る?
……サングラスとマスク、外すか…
コートを観ると、烏野の皆さん。そして青城には顔見知りな面々が
幼馴染みの1人岩泉一さんは勿論、後輩の国見や金田一も……背が伸びたなぁ
……にしても、あのウザ男は居ないのか?←
審判「これより、烏野高校vs青葉城西高校の練習試合を始めます」