第6章 好きな表情1
貴方side
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体育館
貴「…」チラ…
私は今体育館の外に居る
開いてる窓から男子バレー部の練習を見ている
今は3対3の試合をやってるみたい…
…それにしても本当に身長高いな月島は
ほとんど全部1人で飛雄達の攻撃止めてるよ…
★★
しばらく見てると驚愕の光景が
飛雄のトスが日向の手にドンピシャに渡し、目を瞑りながら打つ日向
…何今の…速攻は…
日向のジャンプ力にも驚いたが、飛雄のトスも一寸の狂いも無く完璧だった
…この烏野で飛雄は強くなるな……日向や仲間と共に…
中学の決勝戦から心配してたが…日向が居るから大丈夫そうだな…
私はバレないように体育館を離れる
影山「…!!」
★★
練習を見終わりバレないように家に歩いてると…
影山「っ怜花さん!!」
貴「!?…飛雄…」
追いかけてきたのか汗だくになりながら走って来た
影山「…さっきの試合見てましたよね!?窓から帰る所が見えたので!」
貴「…え、いや、その…た、ただの気まぐれ」
影山「それでも、見に来てくれて嬉しいです!!」
目を輝かせながら言う飛雄に何も言えなかった
何で、そんな嬉しそうなの…
貴「……でも良かったよ、またバレーで楽しそうなお前を見れて。中学の決勝戦を見てから心配してたんだ」
影山「!!……あの試合見に来てたんっスか…」
貴「…烏野ならやってけると思うよ、特に日向と」
影山「…あいつはまだまだ知識もないはさ下手くそでダメです!!けど、あの速攻を完璧に出来たら面白い…って思います…」
貴「…そっか…頑張って」
影山「はい!」
笑顔で話す後輩が可愛い為、、抱きつく←
影山「!!あ、あの…//」
貴「……可愛いな、飛雄は」ニコニコ
影山「……可愛いは複雑です…(どうせなら、格好いいって思ってほしいのに)」
……後輩って、何でこんなに可愛いんだろうな←
貴「……そういえば、私を追いかけてきて何か用があった?」
顔を赤くしてるので渋々離れながら聞く