第61章 合宿最終日
貴方side
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合宿、最終日
私達烏野は、他校に軽く挨拶をしていた
貴「………離して下さい、黒尾さん」
黒尾「やだ、またお別れとかさー」
貴「また数日後合宿来るんですから、良いじゃないですか」
黒尾「よくない!!」
夜久「こら!駄々こねんなよ!大人気ないから止めろ」呆
言わずも、黒尾さんが抱きついてきてバスに乗れない
そんな状況を見て呆れながら、常識人夜久さんが助けてくれる
赤葦「怜花、また合宿で」
貴「うん」
木兎「怜花怜花ー!お前、中学はバレーで強かって本当か!?次来たら一緒にバレーしてくれよ!!」
赤葦「ちょっと木兎さん」
貴「……最悪でも1セットしか付き合えませんが、それでも良ければ」
木兎「本当か!?イエーイ!!」
赤葦「……大丈夫なの?木兎さんの言う事は半分無視して良いんだよ?」←
京治は小声で私に言ってくる、多少酷い事も言ってるが私の足を心配してくれたんだろ
貴「何も全く出来ない訳じゃない。リハビリ頑張ってサーブとかトス練は付き合える程なんだ、私はバレーが好きだからさ」
赤葦「……そっか、じゃあ俺も楽しみにしてる」ニコ
貴「うん」
笑顔でそう言ってくれる彼に、私も笑みを返す
梟谷(……あの常に無表情な赤葦が、笑ってる…)驚
★★
烏野、バスの中
貴「……飛雄、隣座っていい?」
影山「…!…あ、はい!どうぞ」
急いでバスの中に入り、席を探してると飛雄が1人で座ってたんで隣に座る
影山「…」
……いつもの彼らしくなく、何か考え込んでるみたいだな
おおよそ、先程の日向の言葉を気にしてるんだろう
日向だけ進化しても意味がない、セッターの飛雄も答えが見付からないと、、この先は強くなれない