第58章 梟谷のエースとセッター
貴方side
赤葦「……あ、そういえば名前言ってなかった。俺は梟谷2年の赤葦京治、一応副主将」
木兎「ヘイヘーイ!俺は3年主将の木兎光太郎!宜しくな、怜花!!」
いきなり名前呼び……黒尾さんといい
にしても…
貴「…何か、主将と副主将逆だと思った」←
黒尾「激しく分かるわ」←
木兎「どういう意味だ!!」ムッ
貴「だって、赤葦の方が静かだし主将に向いてます。木兎さんは煩いだけですし」ニコ←
木兎「う、うるさ…」ズーン
黒尾(さり気無く言い切ったな…)
研磨(たまにズバッと言うからね…)
赤葦(………何か、気が合いそう)←
本当の事言ったら落ち込む木兎さん
あれ、、何か変な事言った……?
赤葦「…何か、東條さんとは気が合いそう。良ければ連絡先教えてほしい」
貴「私も赤葦と居ると気持ちが落ち着くわ。てか、名前で良いよ」ニコ
赤葦「…うん、じゃあ怜花って呼ぶよ。俺も名前で良いから」ニコ
黒尾「そこは何盛り上がってるんですかー?俺も交ぜてくれるー?」ニコニコ
赤葦「今2人で話してるんで邪魔しないで下さい」←
黒尾「邪魔!?俺が話したのに、お前らが割り込んで来たんだろーが!」怒
研磨「クロ煩い、叫ぶとか大人気ない」←
黒尾「研磨はイチイチ突っ込んでくるなよ!」ムカ
あの後、京治が何か言い木兎さんもしょぼくれから明るさを戻す
流石副主将で一緒にやってきただけある、扱いをわかってるのか
何か、徹と一さんを見てるみたい…
★★
赤葦side
怜花や黒尾さん達と分かれ、お風呂に入り今上がる
木兎さんの特徴的な髪型は、下ろされておりハッキリ言って別人
木兎「…赤葦ー」
赤葦「なんですか?」
木兎「お前、怜花に惚れただろー?」ニヤ
赤葦「………はぁ?」
ニヤニヤしながら、いきなり言ってくる木兎さん
赤葦「何、言ってんですか?」
木兎「だって、赤葦にしては珍しく嬉しそうに笑ってたし」
赤葦「…放っといて下さい」←
木兎「つめたっ」