第57章 梟谷
貴方side
__
一日目、夜
黒尾「久しぶりー、怜花ちゃん♪」
研磨「久しぶり」
貴「久しぶり、研磨」←
黒尾「え、俺には!?」
貴「………あ、久しぶりです黒尾さん」ニコ
黒尾「絶対わざとでしょ!?」
風呂上がりに、以前知り合いになった音駒の黒尾さんと研磨に出会う
貴「にしても、相変わらず寝癖が凄いですね!」
黒尾「髪は良いから!久々に会ったのに、最初に言うトコ髪?」泣
研磨「そりゃクロの特徴的なトコだから、しょうがない」←
黒尾「研磨は黙っとけ」
2人で黒尾さんをからかってると
木兎「あ!黒尾ー!」
赤葦「煩いですよ、木兎さん」
黒尾「げっ、煩いの来たわ」
見た時ない2人が黒尾さんに声をかけてきた、あれは確か……梟谷の…
………てか
貴「…黒尾さん!!黒尾さんより髪凄い人居ましたっ!!」驚
木兎「?」
研磨・赤葦「……っぷ!」
黒尾「っいい加減、俺を基準にするなっ!!」
梟谷の木兎さんという人は、黒尾さんより凄い寝癖のあるような髪型で驚愕
赤葦「っ……面白いね」
研磨「こういうトコ天然だと思う…っ」
木兎「俺の髪型が何だ?」
貴「この合宿で"一番"目立ってますよ!!」グッ
木兎「マジか!やっぱ俺が一番か!!」
黒尾(別の意味なのに気づいてねーな)
赤葦(単純だな、この人は)
★★
数分後…
赤葦「…そういえば、君って月バリに載ってたよね?中学時代、セッター賞取ったって」
貴「……やっぱ月バリって皆観るんだな…」
黒尾「そりゃ、バレー雑誌だからってのもあるけど、単に強いって有名なんだよ怜花ちゃんは」
赤葦「あの佐久早さんにも認められてるんだよね?前練習試合で会ったんだけど、白鳥沢の牛島さんと君の事凄い語ってたよ」
貴「……佐久早さんか」
佐久早とは、井闥山の2年エース。牛島さん同様最強で三代エースの1人
性格は神経質で少し潔癖症なのか、いつもマスクをしている程
牛島さん同様、中学時代に初めて会い何故か知らないが気に入られてるのかよく話した記憶がある