第49章 白鳥沢レギュラー
貴方side
貴「い、いやいや!大丈夫ですって、飛雄に」
牛島「遠慮するな、行くぞ」
グイッ
貴「ちょっと!?」
抱っこされながら体育館に連れて行かれる
え、この人こんな性格だっけ
★★
白鳥沢、体育館
ガラッ
?「あ、牛島さん。一番乗りなはずなのに遅かった……」
?「どうしたのー賢二郎…」
貴「マジで下ろしてくれません!?」
牛島「問題ない、監督にも言ってきた」
貴「え、いつ言った」
牛島「ドリンク、1つくれないか」
?「え、あ、はい!」
体育館には、当たり前だが白鳥沢レギュラーが勢揃いしていた
瀬見「怜花じゃねーか、久々だな」
大平「本当だ、足は大丈夫?」
天童「久しぶりー!」
貴「近寄ってこないでくれませんかねー!?」
牛島さん同様、3年メンバーは知り合いだ
ただ、徹以上に掴めない天童さんだけは苦手な為瀬見さんの後ろに隠れる
天童「ちょっとー英太の後ろに隠れないでよー」
貴「マジで無理です。幼馴染みに似て掴めな過ぎて苦手、近寄るな」←
天童「俺先輩だよー!?」
貴「私は、認めてません」←
白布「…牛島さん、あの人は?」
牛島「……東條怜花、中学時代セッター賞を取ってる。俺と同じくらい強い」
白布「!……あの、月バリに載ってた(同じセッター…)」
太一「………めっちゃ美人」←
白布「お前、それしか言えねーのかよ」
五色「牛島さん同様強いんですか!?勝負してください!!」キラキラ
貴「そこのぱっつん前髪!!それは中学時代だから!今はブランクありありだわ!!」
五色「ぱっ、ぱっつん…」
天童「相変わらずハッキリ言うねー」
★★
貴「……ふぅ、すみません。天童さんのせいで取り乱しました」←
天童「えー」
しばらくして落ち着きながら先程の取り乱しを謝る
瀬見「でも、何でここにいんだ?白鳥沢だったか?」
貴「烏野です。何でって、後輩を連れ戻しに来ただけです」
山形「烏野……前は強かったよな?」
貴「今も、強いです!」
瀬見「わかったわかった」