第47章 白鳥沢1
貴方side
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貴「…ふう」
何か、久々に走るわ
日向「やべーっ!なんかテンションあがる!ウェーイ!」
影山「落ち着けボケが!犬か!初めての散歩かアホか!」
………約2人、煩いのがいるが
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白鳥沢学園
日向「うおっお~!広ォ~ッ」
白鳥沢学園に着くと日向はすぐに歓声を上げた。
日向「校舎かっけえ!なんかホテルとかみてえっ」
貴「うん」
日向「!影山、怜花さん馬!!馬居る!!」
貴「うん、気持ちは分かるけど大人しくしなさい?」
日向「うおおっ!バレー部専用バス!」
影山「おい迷子になるなよ!」
日向「ならねえよ!」
影山「牛島さん見失ったぞ!」
日向「じゃあ迷子だよ!」
いや、私達が迷子でしょ
_数分後
日向「…こ…ここっぽいな、バレー部の体育館」
私達はやっとの思いでバレー部が練習してるであろう体育館に辿り着いた。
日向「見える?ウシワカ見えるか!?」
影山「うっせぇ押すな!」
貴「……ふう」
影山「!大丈夫ですか?」
貴「平気、久々に走ったから少し疲れた」
その時
牛島「遅かったな」
日向・影山・貴「!」
牛島さんか私達の後ろを通り過ぎる
影山「俺は烏野高校の影山です。偵察してもいいですか」
牛島「カゲヤマ…北川第一か」
影山「!ハイ。白鳥沢を受けて落ちました」
牛島「だろうな」
日向・影山「!」
牛島「中学のお前の試合を見た覚えがある。エースに尽くせないセッターはウチには要らない」
そう言ってこちらを振り返った牛島さんは、やはり何処か貫禄がある
影山「!…」
日向「ブハッ。確かにお前”尽くす”って感じじゃねーな!」
影山「あ!?」
貴「確かに…」
影山「えっ」ガーン
日向「あのさ話戻しちゃうけど、それだと大王様もだよな。県内最強セッターなのにな」
影山「及川さんは今関係無えだろ!」
牛島「…及川…奴は優秀な選手だ。ウチへ来るべきだった」
影山「…及川さんならエースに尽くすってことですか?」
牛島「及川はどこであろうとそのチームの最大値を引き出すセッターだ」