第41章 勉強会in東條家2
貴方side
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全「…」
………空気、重っ
やっぱり、気まずくなる雰囲気
まさかの北川第一メンバー揃うし
及川と飛雄はめっちゃ睨んでるし
金田一も、飛雄に関して険悪な感情はないものの未だに中学の事を気にしてるのか目を逸らす
日向は、この空気にビクビクしている
国見と一さんは普通
貴「…及川、やっぱり帰って。空気が悪くなる」
及川「何で俺だけ名指し!?」
貴「1年組は勉強会だし。追い出すわけないでしょ、一さんも頭良いから一緒に見てもらえるし」
及川「お、俺だって頭良いから見れるよ勉強!」
貴「じゃあ日向お願い」
日向「え!?嫌です、それなら岩泉さんの方がマシ!」←
及川「オチビちゃん、どういう意味さ!」
岩泉「そのままだ」
日向にさえ拒否られる幼馴染みに笑うしかない
岩泉「ま、せっかく来たから面倒見てやるよ。日向、あと金田一も一緒にやるぞ。影山と国見は怜花が頼む」
貴「うん」
…一さん、わざと飛雄と金田一離れさせたな
★★
貴「とりあえず、飛雄は暗記系を完璧にするか。出題範囲を予想して作ったから解いてみてよ。分かんない所は抜かして良いからかけ」
影山「…これ、わざわざ作ってくれたんですか?」
貴「まぁ、お前と日向には赤点回避してほしいしな」
影山「ありがとうございます!」
嬉しいのか笑顔でお礼を言ってくる飛雄
国見「……怜花さんの手間増やさないでよ、影山」
貴「?国見?」
反対側に座ってる国見が不機嫌そうに話してくる
国見「つーか、何で怜花さんに勉強見てもらうの頼むわけ?他の人に頼めよ」
影山「ああ?お前こそ、怜花さんに頼んでんじゃねーかよ」
国見「俺は分かんないトコだけ聞きにきただけ、影山みたいに全教科お世話になりにきたお馬鹿じゃないし」
影山「誰が馬鹿だと!?」怒
国見「馬鹿に馬鹿って何が悪いわけ」
貴「おい!!喧嘩すんな!勉強教えないぞ!?」怒
影山・国見「……すみません」
軽く頭を叩きながら2人を静かにさせる
日向「……仲、悪いのか?」汗
金田一「……ちげーよ、アイツら怜花さんが好きだからたまに喧嘩すんだよ」呆
日向「…なる程…」