第4章 再会
貴方side
澤村「はっはっは!何で本当に言っちゃうんだよ本音を!良いと思うよそういうの!」
影山「…」
澤村「でもさ、ボールを落としてはダメ持ってもダメ1人が続けて二度触るのもダメ…っていうバレーボールで、どうやって1人で戦うの?」
…そう1人ではバレーは出来ない
すると運悪く澤村さんと目が合ってしまう
…ヤバッ…
澤村「東條!マネージャーの件考えてくれたか!?」
貴「あ、ちょっ…」
影山「……怜…花…さん?」
澤村さんが声をかけたせいで飛雄にバレてしまう
日向(…影山の知り合いか…?すっごい美人だ…//)
もう隠せないので飛雄に向き合う
貴「…久しぶり飛雄…まさかお前と烏野で会うと思わなかつた……ギャッ!!」
影山「っ俺も!ここに怜花さんが居るとは思いませんでした!会いたかったです!!」キラキラ
貴「っと、飛雄っ…苦しんだがっ…」
勢い良く突進しながら抱きついてきた後輩に嬉しい気持ちながらも、さっき飲んだジュースが出そうになり苦しんだ
日向(…だ、誰だー!?態度違い過ぎだろ!?!)驚
澤村(……キャラ変わるんだな、東條の前だと…)苦笑
驚愕の表情の2人を見ながらも、とりあえず目の前の後輩は離す
澤村「(…そういえば同じ中学だったな…)東條、取り敢えず練習だけでも見に来てくれないか?それから決めてほしいんだ」
貴「…私はもうバレーに関わりたくないので、すみません」
影山「!?どうしてですか!?あんなに好きだったじゃないっスか!!同じセッターとして怜花さんは憧れでした!!…………あの時の事故が原因ですか…?」
貴「…あの時から満足するプレーが出来なくなってバレーが嫌になった…だからバレーの話しはしないで…」
影山「…っ怜花さん…」
貴「…じゃあ、失礼します」
澤村「あ、東條…」
3人に別れを言いながらこの場を去っていく
影山(……関わりたくないなんて、嘘に決まってる……あんなに楽しそうにバレーしてたのにっ……)