第39章 テスト勉強
貴方side
貴「……飛雄、大丈夫か?」
さっきから、固まり魂が抜けた後輩を見て声をかける
影山「………怜花さん」
貴「ん?」
ガシッ
貴「!?」
影山「俺に、勉強教えて下さい!!」泣
全「!」
泣きながら抱きつく飛雄に驚く
田中「影山ー!何抱きついてんだ!!うらやまっ…」
菅原「はいはい、静かにな。でも、東條は勉強は大丈夫なのか?」
縁下「大丈夫どころじゃないですよ。東條は学年1位だし、常に満点だし。な?」
全「満点!?」
貴「そんな驚く事ですか?」
縁下は同じクラスな為、私の成績を知ってる。勿論、中学一緒の飛雄も
澤村「満点は凄いな…」
貴「だって、勉強如きで自分の時間を無くしたくないんで」ニコ
菅原(言う事格好いいな!?)
日向「怜花先輩っ!お、俺にも教えて下さい!!」
田中「俺もお願い致します!」
西谷「俺も!」
貴「4人も!?」
縁下「4人も見れないに決まってるだろ、田中と西谷は俺等が見るんで1年コンビ頼むわ、東條」
貴「……まぁ、良いけど」
日向・影山「よっしゃああ!!」
結果的に私が日向と飛雄を見る事になる
★★
放課後
貴「にしても、どこで勉強会するか…」
日向「え、部室で良いんじゃ」
貴「部室は、部活終わり次第閉まるからゆっくり教えられないでしょ」
影山「じゃあ、ファミレスとか誰かの家とか」
………家!
貴「よし、テスト期間は出来るだけ私の家で勉強会だ!!」
日向・影山「……!怜花先輩/怜花さんんち!?」
私の提案に驚く2人
影山「で、で、でも家族の人達…」
貴「あぁ、両親は海外出張で居ないから気遣わなくていいよ。ただし」
2人「?」
貴「隣の家には絶対近づくな、ウザい及川が居るから」
日向「!大王様んち、隣なんですか!?」
貴「あぁ、最悪だよね」
影山(凄い嫌そうだな……)苦笑
結果的に、私の家にて勉強会が行われる事になる