第38章 期末テスト
貴方side
武田「で、来月になったら…期末テストあるの、わかるよね?」
日向・影山・田中・西谷「…」
武田「…わかるよね?」
日向・影山・田中・西谷「…」フイ
全力で目を逸らす約4名
武田「テスト期間は向こうとも、だいたい一緒らしいので合同練習はそれの後という事です。_で予想はついてるかもしれないけど、赤点で補習になる教科がある場合_」
教頭"補習は週末だよ?場合によっては夏休みにも入る。遠征は物理的に無理じゃないかね"
ダッ
龍之介と夕は逃げようと素早く走り出す。
澤村「田中、西谷ドコ行く!?どこにも逃げられないぞ!縁下、捕まえろ!」
日向「あかっ赤点て!何点ですかっ!?」
菅原「そっから!?」
影山「…」
山口「影山が息してません!」
菅原「俺達も部活と勉強両立するって言ったからには、それなりの成績出さないとな」
月島「赤点は無いデショ」
縁下「無いね」
貴「ま、大丈夫かな」
山口「俺はちょっと頑張らないと心配かな~」
東峰「俺もだな~」
日向「きょっ、教頭先生に一生懸命頼めばきっと…」
月島「まずは一生懸命赤点を避けなよ」
武田「教頭先生の承諾やわ貰えても補習になった場合、補習が優先だよ!」
日向「!」
絶望な表情の日向
菅原「日向、そこまで思い詰めなくても多分大丈夫だよ」
日向「!おれ高校入ってから60満点の小テスト、2ケタ以上の点数殆どとったことないですけど大丈夫ですか!?」
菅原「えっ」
日向「えっ」
その後ろでは、龍之介と夕は大仏様の様な顔をし手を合わせていた
菅原「おい菩薩顔ヤメロ!諦めてんじゃねぇよ!」
月島「あははっ、阿鼻叫喚」
澤村「狼狽えるな!」
澤村さんが大きな声を出す
澤村「テストまで時間はあるんだ…このバカ4人抜きで烏野のMAXが発揮できるか!?いやできない!」
田中「うれしいような悲しいような」
澤村「やってやる…全員で東京行ってやる…」