第16章 迷子探し

貴方side


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全員「いただきます！！」





その日の夜、私と潔子先輩、後武田先生で夕食を作っている
無難にカレーとサラダ

おかわりする人も居ると予想して多めに作った



潔子「おかわり居る人」

田中・西谷「お願いします！！」

潔子「え、あ、うん」









影山「怜花さん！おかわり下さい！!」

貴「え」

月島「ちょっと王様、先輩今食べてるじゃん。清水さんに余所ってもらえば?」



影山「俺は怜花さんに余所ってほしいんだよ！！」←

月島「なんつーワガママ…これだから王様は…」

影山「んだと！？」


貴「はいはい、喧嘩は止めて食べようか。おかわりよそうくらい訳ないよ。他におかわり欲しい人は?」

日向「俺も下さい！」

貴「うんうん、持ってくるね」





1年が食べてる場所で一緒に食べてると、隣に居た飛雄におかわりが欲しいと言われる
ま、可愛い後輩に言われたら断れないよね










月島「……先輩って後輩に甘過ぎない?」

影山「あの人は優しい人だボケ、当たり前の事言ってんじゃねぇ」←

月島「話し噛み合ってないし」









ｺﾄ



貴「はい飛雄、日向。おかわり持ってきたよ」

日向「ありがとうございます！……あれ、サラダ付いてきてる」

影山「あの、サラダは…」





貴「カレーばっか食べないで、サラダも食べろ。私が持ってきたんだから……食べるよね?」ﾆｺ

日向・影山「……うす」








山口(…意外と、怖い人だった…)汗

月島(正に飴とムチって感じ…)


















★★



次の日



貴「………あれ、日向が居ない」

澤村「あー…実はな…」





練習後のロードワーク中、終わり辺りを見計らいドリンクを持ち皆の所に向かうと何故か日向だけ居なかった

澤村さん曰く、大声を上げながら別に場所に走っていったらしい…





貴「…じゃあ、私探して来ますよ」

菅原「え、大丈夫だって。しばらくしたら戻ってくるって」

貴「大丈夫ですよ、先に戻ってて下さい!」

澤村「あ、おい！東條！！」







先輩達に断り、日向を探しに走る

久々だな、、こうやって走るのは