【NARUTO】0.01の世界で【カカシ(六代目火影)】
第2章 second
…そんな意地悪なことを思いつき、カカシは短く自身を嘲笑った。
【彼女を二度と傷つけることなどしない。】
そう言い聞かせるようにして、先程甘噛みをした首筋にゆっくりと舌を這わせた。
『あっ…ん……六代目っ』
ぬるぬると蠢く舌と時々触れる柔らかい唇が痺れるような快感を呼び、の体を襲ってゆく。
密着したままの体は、徐々に熱を帯びていった。
カカシのいきなりの行動にも拒絶することなく受け入れるの様子に満足したカカシは、彼女に秘書業務をたたき込んだ先輩である、シズネとよく似た着物から伸びる自分に跨る足に手を伸ばし、反対の手で腰で留められた帯を解いて器用に指で隙間を作った。
「こういう時六代目はやめてよ。オレの名前知ってるでしょ」
緩んだ着物の衿を片手で開(はだ)けさせると露わになった鎖骨や胸元に優しくキスの雨を降らせた。
『か、カカシ様……ぁっ……』
「"様"も距離を感じるね」
時折舌を滑らせながら胸の膨らみにもチュッチュッと口付けられ、そのたびにビクリと身体が震える。
「んん……カカシ…さんっ……っかかしさ……あっ………」
「うん。……気持ちいい?」
「……っは、い…」
その素直な返答に、カカシの欲望も更に熱を帯びていった。