【NARUTO】0.01の世界で【カカシ(六代目火影)】
第2章 second
「ずっと黙ってこうしてきたけど、相思相愛ってことでいいかな?」
『は、はい…』
こんな濃厚なキスを交わしておいて、改めて問われるとなんだか気恥ずかしい。
照れて戸惑うとは裏腹に、カカシはニッコリと口角を上げて頷いた。
「ま、わかってたけどね」
そのままの細い首筋に柔らかく歯を立てて、優しく甘噛めば、まだ濡れたままの桃色の唇から、甘い嬌声が零れた。
髪を纏めたいつものはスッキリとその首が露わになっているから、ここに傷をつけたり、強く吸い上げたりなどしたら、きっと誰しもの目に簡単に映り込むことだろう。
そう、視力の弱い彼女にはきっと気付かれることもなく。